地デジ

本ブログの記事につきましては、大阪の一般的なテレビ放送用電波（地上波）に関する事なので、各地域によって条件が異なる為、一つ一つの事案に合致するとは限りません。参考程度にして下さい。特に大規模な共聴設備においては、詳細な事前調査や専門知識が必要な高性能なテレビデジタルレベルチェッカーが必要となります。一般家庭の屋根の上でのテレビアンテナ工事に関しては、危険が伴うので特に安全対策について注意が必要です。屋根の上からの落下など死亡事故にもつながりかねない可能性があります。危険が伴わない自己責任の範囲内で、安全作業でお願いします。

まずは、アンテナについてですが、普通家庭用のアンテナならば14素子・20素子が一般です。写真のように素子の数で利得（感度）が変わり素子の数が多いアンテナ程高利得（高感度）と言えます。大阪府下（難視聴地域を除く）で、普通に生駒の電波を受信する...

半分、趣味みたいな感じでやっているブログなので気にしないでください。ただ最近マンションの改修でも問題が起こる場合があるので参考になればと思い事例を載せます。 問・ 高槻市のマンションに住んでいるのですが、共同アンテナが劣化しているのか、 日によって地デジ放送が映ったり映らなかったりしているのです。 また、アナログ放送も綺麗に映ったり映らなかったりという状態です。 そこでベランダにアンテナを設置したいと考えているのですが、 そちらで設置工事はお願いできますか？ また大体で結構ですので費用はどのくらいかかるのか 教えていただけますか？ 答・ お問い合わせありがとうございます。お客様のお役にたてるように誠心誠意やっていきますので、よろしくお願い申しげます。 さて、ご質問の件ですが、お客様はマンションにお住まいとのことですが、マンションの場合のアンテナは共同アンテナのはずなので、もしも共聴設備に問題がある場合は、マンションのオーナー様側の対策となります。この場合の分岐点として、壁についているTVユニットといって、電波の取れるコンセントのようなものまで、適正な電波がきているかどうかの確認が必要になります。もし、TVユニットまで適正な電波がきていれば、それ以降はお客様側の御負担となり、逆にTVユニットまで適正な電波がきていないとなれば、オーナー様側となります。それを検証するために弊社が勧めている無料検証をご利用いただければ、はっきりさせます。TVユニットからTVまでの結線がわるいとなれば、○万円程度かそれ以下でやりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、マンション側に問題がある場合、オーナー様側と直接（お客様の方で先に事情説明をしていただければ助かります）やりとりし、何が悪くて、どうすればよいか報告書をご提示し見積もりもあげれます。まあどっちにしても、一回お伺いしないと状況がわかりませんので、非通知で結構ですので会社か携帯までご連絡いただければ時間調整して伺うようにしますので、よろしくお願い申し上げます 結果・この後、実際お客様のお宅に伺い検証しました。ＴＶユニットの所で４０ｄＢぐらいでぎりぎりのところなので、マンションのオーナー様に、お客さまと一緒に話にいったのですが、早い話とりあってもらえませんでした。ぎりぎりのレベルなので地デジのＴＶが映るご家庭もあるし、何と言っても地デジのＴＶが普及していなくて、アナログでご覧になっているマンションの住民様がほとんどなのです。１軒だけ言ってこられてもアナログ放送終了までは、時間があるし、予算がすぐに組めないとの事でした。後にちゃんとやってあげるとのことでしたが、いつ頃になるのかわ解りません。 結果的には、お客様の方で卓上増幅器をご準備されていたので、その取り付け位置を工夫して、映るようになりましたが、ぎりぎりのレベルなので油断はできません。

今話題の低価格で、今あるアナログテレビで地デジが見れる外付けチューナーです。

＊デジサポとは 「総務省テレビ受信者支援センター」＝「デジサポ」は、2011年７月24日の完全デジタル化に向けて、地上デジタル放送の周知・広報やきめ細かな受信相談を行うために全国52カ所に設置されています。 http://digisuppo.jp/index.php/ ＊共聴施設のデジダル化推進 マンション、アパートなどの集合住宅やオフィスビルの共聴施設を地デジ化するために働きかけたり、相談に応じて物件の調査、診断を行ったりします。 ＊公的な機関なので安心して、相談できると思います。私も共同住宅の地デジ化の助成金について、知りたいのでたまに見ています。 しっかり詳細に資料がありますが、多岐にわたるのでこのブログでは、共同住宅のデジタル化について書きます。 今日は、まず工事屋の経験上の話をします。実際マンションのTV共聴工事をやっていて、地デジの電波を気にするようになったのは、アナアナ変換あたりから。 デジタルの電波が増える為、デジタルの周波数付近にあるアナログのUHFのチャンネルを、影響がない周波数のチャンネルに変更し、それに伴う工事調整。 ２００５年ぐらいからブースターの調整時に地デジの電波も測定など行うようになっていたが、その頃は、測定結果をデーターとして提出したりまでは、やってなかったと思います だから、２００４年以前に建築されたマンションは、要注意だけれども、基本的にUHF帯のテレビ大阪やサンテレビも電送するのが、ほとんどなので、特別心配は、必要ないとは、思いますが、アナログの電波より10dB程度デジタルの方が低く電送されている場合がほとんどです。 だから、共同住宅のほとんどが、映るが幹線的に端末の数軒が映らないなどの事態が考えられます。 管理組合などがしっかりしているところは、いいのですが、小規模のマンションなどで映らないのでどうにかしてほしいと、大家さんに直接お願いにいっても、御宅１軒のためにやってられないなどと、断られた方もいらっしゃいます。

京都に朗報。 京都と言えばテレビ大阪が、全く受信不可能な為、生駒方向のUHFアンテナが、ほとんど家庭でなく、地デジを受信する為、必ず、何らかの対策が必要だったが、 今後について、明るい兆しが見えてきた。京都放送の比叡山方向のアンテナがあるだけで、地デジが問題なく受信できる事になりそうだ。 生駒方向は、山影等で、受信が難しい地域が、あっただけに、地デジ化を進める上ではとても良い方向に行きそうだ。